六本木交差点すぐ近くのトレーニングジム『CLOVER』の代表CHISEIです。
よく聞かれる質問で多いのが
プロテインって太るんですか?」という質問です。

何故このような質問が多いのか?質問する方もよくわかっていなくて、イメージだけで質問していると思うので、私はわかりやすいように答えています。

「食品なので飲み過ぎたら太りますし、適切な量なら太りません」
当たり前すぎて皆さん「まぁ、そうですよね」という感想を言います(笑)

これで終わってしまうと全く理解できずに意味が無いので、今回はプロテインについて詳しく説明していきます。

まず、「プロテイン」とは・・・
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「タンパク質」という意味の英語です。
つまりプロテインは食品からタンパク質だけを取り出して粉にしたものです。

そしてタンパク質は三大栄養素のうちの1つ
他の2つは脂質と糖質(炭水化物とも)です。)

タンパク質は人間の構成要素のうち平均で16%~程度を占めます。(他の構成要素は水分60%~、脂質12~15%程度、糖質1~2%、ミネラル・無機質5%程度となります。)
筋肉や皮膚、髪の毛、つめなどがタンパク質ですので、極めて重要であるということが理解できると思います。

また人間が活動するためのエネルギーは三大栄養素からしか生成できませんので、そういった意味でも重要な栄養素です。

タンパク質が多く含まれている食材としては「肉類」「魚貝類」「大豆製品類」「乳製品類」「玉子」などが挙げられます。
ここらへんはなんとなく理解できると思います。

で、次にカロリーについて説明しますと、タンパク質のカロリーは1g=4kcalです。これは糖質(1g=4kcal)と同等で、脂質(1g=9kcal)よりも低いです。

ではなぜ、ダイエットを行う際にお肉などのタンパク質を多く含む食材を避けてしまうのか?についてですが、それはお肉などの食材にはタンパク質よりも脂質が多く含まれる食材のほうが多いからなのです。

例えば、豚肉のロースでいうと、100g中カロリーは263kcalです。
その内、タンパク質が19.3g、脂質が19.2gとほぼ同程度含まれています。(あくまでも平均値です)

ロース栄養成分表(参考)

それでは和牛のバラ肉などはどうでしょうか?
100g中タンパク質の含有量は11gで脂質の含有量がなんと50g!カロリーももちろん高くて517kcalとなってしまいます。

和牛バラ肉成分表(参考)

このように肉類と分類しても部位や種別によってかなり栄養成分が変わってしまうわけです。
ですので、タンパク質を効率よく摂取するというのはちょっと面倒になります

もちろん、脂質の少ないささみ肉や、むね肉(皮を剥いだもの)であれば、タンパク質の摂取はその他食材に比べれば多く摂れますが、それでも運動後に摂取するには消化と吸収の時間を考えた際に効率的ではないので、手軽に、かつ速やかに吸収できるプロテインを摂取するというのがお薦めになるわけです。

ちなみにプロテインの1回の摂取量は20~30g程度。カロリーで言えば80~120kcal程度です。
同じ量のタンパク質を豚ロースで摂取するには、100~150g摂取する必要があります。
それを考えても極めて効率のよい方法ですよね?

また、プロテインは美容にも密接な関係があります。
体内のタンパク質が不足すると、髪のツヤや皮膚のたるみなど影響が出てきます。
もちろん、筋肉の量も減るので基礎代謝が低下し、太りやすい身体へと変化してしまいます。

つまりタンパク質不足を防ぐためにも効率よくタンパク質の摂取できるプロテインというサプリメントは有効な手段となるわけです。

プロテインは、効率よくタンパク質を摂取する方法の1つです。
最近は、チョコレート味やフルーツ味など美味しい味も魅力なので、美容のために取り入れてみるのも良いかもしれません。


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