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六本木交差点すぐ近くのトレーニングジム『CLOVER』の代表CHISEIです。

先日、「カット野菜って結局栄養あるの?」というエントリを書きました。
お陰様で、多くの方にこちらのエントリを見ていただいたのですが、その中でカット野菜に残留される「次亜塩素酸ナトリウム」に人体に影響を及ぼすほどの濃度は無いと思われるという意味の文章を書きました。

ただ、本当に人体に影響がないのか?について、ブログ記事書いている時には詳細情報を記述しているデータが見つからなかったので終了してしまったのですが、あの後もう一度詳しく調べてみました。
 
すると、現在カット野菜を製造している企業はどうやら「次亜塩素酸ナトリウム」自体を使用していないのではないか?と思われる情報を見つけましたので、今回追加情報としてこのエントリを書いてます。

それじゃ、企業はどんな消毒方法を行っているのでしょうか?
どうやら次亜塩素酸ナトリウムの代用品として「弱酸性次亜塩素酸水」を使用しているようなのです。

【弱酸性次亜塩素酸水(微酸性電解水/電解次亜水)】とは・・・?
従来用いられていた次亜塩素酸ナトリウムより塩素やナトリウム濃度を低く抑えつつ殺菌力を高められるため、より安全性を確保し、コストや環境への負荷を軽減できるという特徴がある。
 厚生労働省もまた微酸性電解水に対した調査を行い、その安全性を証明した。
参考→厚労省による「弱酸性次亜塩素酸水についての有効性」
また2002年に食品添加物の殺菌剤として指定を受けている。

との記述があります。

「弱酸性次亜塩素酸水」の詳細はこちらの資料に詳しいです。
参考→http://www.sanmedia.or.jp/t-sangyo/pdf/zia.pdf

つまり、カット野菜を製造している企業は現在のところ、

・コストが高い
・安全性が高い
・環境にも優しい

弱酸性次亜塩素酸水」を使用して「次亜塩素酸ナトリウム」での消毒を行なっていないとみるべきでしょう。

営利企業がわざわざコストの掛かる方法を取るわけ無いですしね(笑)

ただ、この「弱酸性次亜塩素酸水」にも欠点はあります。

弱酸性次亜塩素酸水には「自然分解されやすい次亜塩素酸の割合が多いために、次亜塩素酸ナトリウムと比較すると長期保管には適していない。」とのことです。

つまり、スーパーやコンビニなどで購入したらすぐに食べる、またはすぐに料理に使用することが肝心だということです。
(冷蔵庫で何日も保管しないように!)

ということで重要な情報の追記エントリでした。